博士論文

11月の提出に向けて書いている。

結果の、理論を書くのは時間かかったものの、書いたおかげでやっとこの研究で何をしてきたかが分かってきた。

結果を一度まとめて初めて、自死遺族の悲嘆に関する分厚い教科書を違和感なく読めるようになった。先に教科書を読もうとしても実感がなくて理解できなかったのだ。で、今教科書を読んでいる。ぎりぎりだわ。

自責の念、といわれる感情がある。一言で済ませるには広すぎる概念だと思う。
自分を責めるにしても、理由は様々あるからだ。死別の研究っていっても、実際一番興味があったのは自責の念、という概念の詳細な分類だったぽい。先行研究はないし、これ説明すると、これから傾聴ボランティアしようと思う人や自死遺族の隣近所の人が読んだら役立つはずだと思って書いている。自死遺族に限らず、死別した人は大なり小なり自分を責める気持ちは持っているといわれる。一般に自責の念というと、あの時こうしていればよかった、っていうやつだ。自死遺族に特徴的な点もある。それを、目玉にしようと思う。

忙しいというか、することがあると私は漫画やアニメにはまる。例にもれずここ1か月はベルセルクにはまっていた。時間を自由に使える職業なのか何なのか、寝る間を惜しんで読んでいる。青年漫画面白いのね。暴力とエロスの割合が少年漫画より多い分、人間模様が複雑になって面白みが増す。私も年齢を重ねてきて、そのくらいあった方が少し現実味が持てる、と感じたりする。血が苦手な夫が、自分とは価値観が違うという目でみる。

歴史は繰り返すって悪いことに対して使われる。でも完全に繰り返すわけではなくて、少しずつ違っていく、ってことを描きたいのかなと思った。私が好きなフラクタル

主人公の顔が年齢とともに変化していくのが面白い。古代ギリシャ人みたいな顔だし中世ヨーロッパってあるからそこらへんの人種なんだと思ってる。10代ではかっこいいしかわいいのに、20代前半にいきなりごつくなったりするのがよく描いてあるなーと思う。結構外国人ウケもいいらしいから、移住したあかつきには実際どのくらい受けているのか確かめてこようと思う。