アニメの感想 dtb

ここ3日間、朝から晩までアニメを見続けて目が疲れた。でも満足。充実。


寝食忘れた。アニメやゲーム、気に入ると気持ち悪くなるまで見る。いくら好きでも研究や絵画や楽器ではこうならないのに。


見ていたのはdarker than black。2007年ごろ放映されていたらしい。
普段からアニメはよく探してるし、無料動画でちょこちょこ見るけど時間を忘れてみることって少ない。というか、時間がもったいないと思うからセーブしてる。セーブできる。

このSFアニメ、たぶん絵が魅力的だったんだ。ストーリとか設定はX-Menに似てる。突然変異の超能力者が人間との共存のために戦いながら悩む、という感じの。
最初2日はいろんな人がネットに書いた感想とあらがきをひたすら読んでた。普段は、無料で見られる1,2話とそういうのをちらちら見れば満足するんだけど、今回は感想とあらすじ見るのでも2日ずっと読んでたし、アニメそのものが見たくなった。それで最後1日かけて見た。

絵は、特に主人公の絵と声につられて見続けてたような気もする。思春期をとうに過ぎて、漫画でかっこいいと思ったことが恥ずかしかった。最終話は英語で見て声違ったけど面白かったから声はそんな重要じゃなかったかも。絵は漫画でもアニメでも、小説の挿絵でも重要。魅力的じゃないと読む気がしなくなる。でも絵なんてどうでもいいくらい話が面白い場合に、ずっと見てるうちによく見えてくることも少なからずある。


テーマは、手放す、に見えた。大事なものでも、そのときがきたら手放して先に進むこと。大事なものっていうのは、このアニメでは家族(恋人、仲間含む)だった。権力とお金が悪いイメージで出てくるのは物語で一般的なことか。最初、物語背景の粗さを見るのが嫌で人が書いた感想(どれも情緒的な部分について書いてある)とあらすじばかり見てたんだけど、結局全部見た。人の感想と自分の比べられて面白かった。でもやっぱり権力の描き方が若干苦手。


痛みを飲み込むっていうか。できる限り努力して、万策つきたら流れに身を任せてしばらく絶望してても生活を続けるっていうか。英語版もみたけど再生回数少なかったから、この考えって日本的なのかもなあ。日本的だけど、自分と向き合う、反省する、気づくとかの場面が皆無なのは爽やかでよかった。


あたまの中洗った。投稿論文投稿しよう。

追記:結局、あと2日見続けて合計5日間アニメ漬だった。どうしたんだ。