周りにいる人たち

混沌としたことに、新しく基準を作って分類・整理すると発見があることがある。私の研究ってずっとそういうことをしてきたんだ。誰も手をつけずに山積みになってることって世の中たくさんあるらしい。整理する価値の有無は今まで上に任せてきたから、その目利きができるようになろう。


さて、昨日茂木さんのUSTREAM@Parisみたいなタイトルの動画で、彼がものすごい勢いで怒っているのを見て、市井のひとたちとの大きな違いはこの信念だと改めておもった。借り物ではない確信を持ってること。


ひとが自死する具体的な理由は様々で、その多様性の程度は社会のそれと同じくらいじゃないかと思う。そんなに偏りがない気がする。で。大半の人は、今のシステムっていうのに過剰に順応して、許容範囲を超えてしまった感じではないかしら。社会に対して怒ってマイペースに行動したひとはほとんどいないのではないかしら。


自分のせいだと思ってもつぶれるだけってことが、腑に落ちてきた。コンクリのローラーに、風船をぶつけるみたいに。

茂木さんは、システムに従順でいることで搾取されるっていうことを問題に挙げてるのかしら。誰かが何か言ってることを租借するばかりなのが悔しい。システムに従順に違いないうえに、物事に怒りを感じる基準が曖昧なことこそ、新しい一年の課題にすべきかもしれない。