アルバイトの感想

忘れないうちにメモ。思いついたことを、最近よく忘れる。

面接調査のデータ整理をお手伝いしている。1〜2時間の半構造化面接を文字に起こしたファイルを読んで、質問に該当する箇所を抽出・編集してる。約60ページを8ページにまとめるってどうするんだろうと思っていたけど、質問に対する回答を抽出すると15〜20ページで、重複やどもりを抜くと12,3ページになって、それから重要度の低そうな具体例を抜いてくと8ページになる。


内容的に、一度にあまりたくさん処理できなくて1日3名分くらい。今まで100人ちょっと分の事例をまとめた。1000人とか2000人分の話を聞いた方にはかなわないだろうけれど、それでも少し、グループ分けのようなことができるようになってきた。


身近なひとを亡くす経験は、亡くなったひととの生前の関係と遺族の年齢の影響が大きいように思う。貧困とか教育ももちろん関係あるでしょう。だけどこれらについて、少なくとも調査参加者には字が読めない、住む場所がない(自分から進んで路上生活をしている方はいた)とか、生活のために内臓を売ったというひとはいなさそうな感じだった。(最後の項目については、言ってないだけって可能性はある)ある程度社会資源を使いこなせている方々にしか、調査を実施していることは伝わらないって前提があるかもしれない。


最低限の文化的生活は享受してるんだな、と思ってしまった。その方々への支援が遅れている、って言われるけれど、なんだかんだで生活できてるからだと思う。でも彼らが今現在利用できている社会資源を今後も保つためには、結構な努力が必要なんだろうしだから支援が必要って声を上げ続けることは無駄じゃないのだろうな。ああ、そうか書きながら気付いた。


そして、今、無駄じゃないとしか言えないのを今回こそ絶対に必要だと言い切れるようになるまでやろう。絶対って言い切る信念を打ち立てるまでに時間がかかる性質なのに、かなり回り道をしてきた。これが、今まで後悔のもとになってきたんだった。

ほんとは別のこと言いたかったはず。なんだったっけ。