ナイーブなこと書くよ

だって3月だもの。


転出届および転入届を出して、世帯主になりました。
世帯主代表と世帯主と新しい世帯主がそれぞれ違う名前なのを見て窓口の人たちは一様にちょっと止まる。私は、家族がばらけていくプロセスを通じて、世代交代が起こっていることを実感する。


映画のウォールストリートのなかで、リアル、と思ったのは男性が持つ子孫繁栄への熱望だった。自死遺族の集いで、自分の子孫が残らない可能性が怖いのだという男性の語りを何回か聞いた。もちろん個人差あるだろうけど。女性はたとえ生殖年齢を過ぎていてもそういうことについて話したのを聞いたことがない。集いに参加する方の9割5分は女性だ。


本能というのだろうか。


さてシェアハウスに入って2か月が過ぎた。二人部屋、二段ベッドっていうととても驚かれるが、着替えさえ気を付ければ、今のところ問題ない。
自分を入れて7人で生活している。全員女性。
一人で海外自転車旅行する子とか、実家が塩鮭まるごと1匹送ってくる北海道出身者とか、クリスチャンに毎食ナンプラー使って部屋をウォッシュ系チーズの匂いでいっぱいにする留学生に、美容整形(本人は皮膚科って言ってる)勤務者など、とても面白い。なにより、家にたくさん人がいて、笑いのつぼも生活習慣も大きく違うけれど、うまくやっていこうっていう暗黙の了解が働いてる状況が素敵。居心地のいいおうちを見つけました。フラストレーション貯まったら出ていけるから残りたいひとが残るんだね。


にんにくは、生よりも焼いた方が臭いがきつい、とか。部屋の汚れに対する許容度の違いとか。私の部屋は調味料持ち込み禁止だけど、全部くろーぜっとにしまってる人もいる。私の食糧棚がゴミ箱の横なのが気になったり、冷蔵庫や冷凍庫を7人で使うって無理があるとか細かいことはあるけれど概ね良好。


何にしても、明るくても誰かが話してても眠れるように育ててくれた親に感謝するわ。