感謝

搾取し続けてきた、と反省ばかりするのは思考停止と同じだと思うので、ちょっと考えてみた。

肉親を亡くしたり強めの衝撃を受けると、周囲は3ヶ月以内で日常に戻るけど、本人らは長期にわたって空っぽ、または感情とか精神エネルギーの飢餓状態になる。自覚はなかったりする。

日常生活を保つためには、不足分を周囲から分けてもらう必要がある。主観的には、分けて頂くってことになるけど、無自覚では当然相手の了解も得ていないから客観的には「搾取している」ことになる。しかも、最初はいくら補充してもすぐに枯渇してくるので大量のエネルギーが必要になる。今は飢餓感て言ってるけど、感情が喰われてると感じていた。

そうしているうちに、自分の状態に敏感な人や他より沢山のエネルギーを頂いた方のうち数人から厳しいご指摘を受けたのだと思われる。きちんと説明もできず、そのままになってしまったことに対して心から申し訳なかったと思う。一方で、仕方がなかったのだと諦めがつくようにもなった。

感謝し尽くせない。
自分の居場所を確保するための熱量って社会の居場所によって違うものだと気づいて、どうしても保持したかったんだと思う。
留まり続けるだけでエネルギーを使うものなんだ。


そして、他者の不幸だけは願いたくない。こういうのは、言い聞かせるものではないし言葉に出しても効果があるか分からない。でも感謝をしてこの先も生きていきたい。
勝手な解釈なものの、自分納得させる作業は必要なのですよ。
先に進まないと。