トラウマ

「それが彼らをどこにも進めなくしてきた。
『トラウマ』とはそういうものだ。
何が起きても、誰に出会っても、『あのできごと』に帰趨的に参照されて、その意味が決まる。
『トラウマ』とまったくかかわりのない、「新しいこと」は決して起こらない。そのように過去に釘付けにされることが『トラウマ』的経験である。」


まさに、ほんとうに。
コメントがつけられない。
引用だけで終わる日記ってどうよ?



村上春樹ねじまき鳥クロニクル

どうしても自分にあてはまる、と思える。それをみんなが感じるから読まれるらしい。
読んですらいないのに、重なってしまう考え方っていうのは
どれだけ普通なのだろうか。


それでも、かけがえのなさ、に疑問を抱く必要はないと
胸を張って、迷いなく宣言したい。