学問

企業に就職した人が、学校教育で身についた知識はすぐに忘れてしまう
というのは時々きく。


勉強にはまることで
人間関係のわずらわしさを遠ざけようとしてきた
その分何か大切なものを切り捨ててきているはずだという
うしろめたさも手伝って
学部時代の後半、私は
浅はかにも勉学をおそろかにした


でも、今まで出会ってきた
尊敬できる人達から感じる教養は
書物から得た知識のうえに経験が積み重なって
できてきたもののように思う


勉学を軽んじたことに対して開き直っているわけではないけれど
人間関係にたいして、そう後ろめたさを感じることもないと
思えるようになったのは、この間があったからだ


遅ればせながら詰め込みにかかろう
詰め込みがよくないという言葉が頭をよぎるけれど
今の状況には、当てはまらないと自分に言い聞かせる。
社会の何かを変えることの大変さについて、
少しでも理解できるための素地を
作りたいと思う