図書館

図書館というと、去年は天井が高い医学図書館が好きでした。
改修工事のために閲覧室がなくなってしまってからは、薬学図書館をよく利用しています。

現在の研究室では、教室内のパソコンで就職活動の書類作成やレストラン検索ができる雰囲気です。
まず本郷周辺で一番高い建物の最上階近くで十分な個人スペースを頂いている。
20畳はゆうにある部屋に通常は2、3人しかいません。壁一面がガラス窓となっている居住スペースは
雨なら稲妻が見えるし、夕方には景色の半分を占める空が変化していく様子がパノラマで見えます。

それでも2階にあり、窓がほとんどない薬学図書館に通います。
ひとつには、朝9時から研究室にいると昼過ぎには飽きてしまうからです。
相当集中していて、気がついたら夕方になっていたりすると、とても充実感があります。
もう一つは、たぶん、寂しいからです。
この「たぶん」は本当は確信しているのだけれど、それを認めたくないというこころが働いている。

時間が過ぎてゆく感じを2週間ほど前から感じるようになりました。
すると私は、夏にはルーマニアに行こう、中国に留学しよう、それまでに文法を押さえようと考え始めます。
一番重要なのは国家試験に通ることだ、二番目は卒業することだ、次に中国語を聞き取れることだ。
6月に入ったら黒本を持ち歩いて、1日1章ずつ進めよう。電車の中では中国語の教科書を読もう。
卒業研究はどうしようか。旅行を安く仕上げるには?費用を捻出するには?留学についてはお隣さんに聞こう。

時間が過ぎてしまうなら、行動せねばと思うのです。
目標に向かって進むのと漫然と過ごすのでは大きく違う。
だから目標から逆算して行動しなさいと最近流行りの本は言います。
昨日柳田邦夫も同じことを言っていることを知りました。
この半年を振り返っても、確かに本に書いてあることを信じてもいいのかもしれないと思い始めました。
ただの流行ではないのかもしれない。乗ってみてもバチは当らないかもしれないですよね。

結局、私も仮説と検証を繰り返してるよなあと自画自賛
結局、世の中の風潮に合ってることを確認したいんだなあと納得!