志は。

志は、最初はよくわからなかった。そのうち、鎮魂だと思うようになった。
そしてさっき、鎮魂の意味を調べていて、それが故人だけでなく生きている者にも向けられる言葉だと知った。

ブログを後で読んだときのために、書いておく。
やめないで、ちゃんとPh.D取ろう。
なんのためにやってるか分かりたくもないって思うときには寝て。

何をすればいいか、分かってきたのだから、続ける。
終わるかどうか分からなかったものが、直せば終わる、に変化したのは大きな一歩だ。

華々しいキャリアに憧れて自分をそれを比べて腐って、自虐に逃げても(たまにはいいと思うけど)、ひとまずそれでも話を聞いてくれる夫に申し訳ない。

「もう何も思い残すことはない。いつ死んでもいい」って言葉を聞いて、自分を振り返ってみて、まだ死ねないなあと思った。なんだ、めっちゃ健全じゃん。そのとき思い浮かんでくれた夫に感謝感謝。

最後はのろけ。ああ、家族が増えるっていいなあ。
私はどうやらあまり野心がないので、Ph.D取って、職人として働く道を探ろう。また変わるかもしれないけど、ひとまずこれで。

志を忘れることはあるだろうけど、後でちゃんと思い出すように。