違和感つれづれ(心配性だから)

医学系研究科にいると、職業的使命感が働くために世間よりも放射線放射能といった言葉に鈍感になっている気がする。違和感その1。


短期間で、かつ知識があれば大丈夫っていう自負があるだろうし、確かに重要なことだと思う。東北地方にボランティアに行く医療関係者は多そう。


私は怖いし逃げたいし身体を大切にしたい。地震後に、健康や食生活には気を付けるようになった。


違和感その2。砂漠化した(と聞いた。砂埃がすごいらしい)被災地と地震前と変わらない会話を続けるひとの対比に違和感があるけれど、雇われる、働くというのはそういう変化に気づかないふりをすることも報酬に含まれているのかもしれない。


中高生の頃、アフリカでがりがりに痩せた子供の写真を見ながら、自分は日常を送ることに違和感があったのに似てる。だけど今回は国内なんだ。そんなことを思いつつ、私は今までとほぼ変わらない日常を続けているし、変わらないでほしいと願ってる。


違和感、他に何に感じてるかしら。どうしようか。
こういうのはタイミングを逃してはいけないんだ。なんか大丈夫って雰囲気にのみこまれそうだ。そういう雰囲気がいつもより強いのか、もしかすると、自分がいつもより余計に不安がっているのかもしれない。


もうちょっと、情緒ある文章が書けるように、練習しようと思う。