導入部分

「効果的な癌対策にはエビデンスに基づいた対策が必要である。
しかし実際に実施される対策は全てがエビデンスに基づいているという
わけではなく、その効果はあいまいであるものも少なくなかった。
にもかかわらず、実行された対策の評価について
今までほとんど研究されてこなかった」的な前置きがあって、
タバコ撲滅キャンペーン@秋葉原
の効果測定をしました。っていう発表をがんセンターがしていた。


がんセンターでは、
今までみたいにエビデンス作りだけではなく、
対策を立ててさらにそれを広めて根付かせるまで
責任をもつことにしたらしいです。
「がんセンター」っていう国立機関の名称から想像していたよりも
よっぽど活気と勢いのある部署だった。


研究の9割9分は先達の真似だ、と言う尊敬すべき友達の言葉に
深く賛成するので、上の考え方の枠組みをお借りすることにした。
(そのくらいも自分で思いつけないのが、ちょっと哀しいけれど)

疾患だからエビデンスって言葉を使うけれど、
社会問題には、なんて言葉使うんだっけ?
昨日の帰り道に思いついたのに、忘れてしまった。


そうそう、結局、プログラム(介入効果の)評価研究って
くくりに含まれるような方向の研究をすることになりそう。


先日の公衆衛生学会での発表より。